・社員研修はキャリアに合わせよう
社員研修は全社員を対象としたものもありますが、基本的には社員のキャリアに合わせてカリキュラムを組みましょう。
たとえば基本的なビジネスマナーの講習をすでに管理職となっている人物が受けても、無意味とはいいませんが知っているようなことがほとんどだと思います。
新入社員、中堅社員、そして管理職。
こういったグループごとに分けて、それぞれがスキルをレベルアップさせることができるカリキュラムを組むことができれば理想的ですね。
・新入社員向け社員研修
社会に出たばかりの社員というのは、やはり基本的なビジネスマナーから教えなくてはいけません。
特に営業職や接客業など、取引先や客に直に応対をする社員には必須のスキルとなります。
マナーとはいえ、これをおろそかにすると取引が破談になる可能性もあります。
また会社の理念をしっかりと認識させることも重要です。
新入社員の社員研修には合宿を用いている所もあります。
合宿だと、日常生活を共にすることにより新入社員のチームワークが上がることも期待することができます。
長く苦楽を共にするわけですから、やはり新入社員同士で人間関係を築いていってもらいたいですね。
・中堅社員向けの社員研修
中堅社員の場合は、将来的な管理職に向けてリーダーシップを学んでいかなければいきません。
仕事ができる、ただそれだけで人が付いていくとは限らないのがリーダーの難しい所です。
優しさも重要ですが、部下の羅針盤となるような意思の強さや厳しさも必要になっていきます。
・管理職向けの社員研修
管理職になると、自身の仕事をするだけではなく部下の育成にも気を配らなくてはいけません。
世代の違う部下をどのように育てればいいのか?
管理職向けの社員研修には、より高度な内容が求められます。
アウトソーシングで、人を育てるノウハウを持った講師に社員研修を依頼するのも一つの方法だと思います。
良い管理職がいれば、自然と良い部下は育ちます。
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最終更新日 2025年6月10日