毎日の素敵な冒険

日常の小さな喜びや発見を綴り、人生を冒険に変えるヒントをお届けするブログです。

憧れの宝塚音楽学校を受験した体験談

私が「宝塚」の世界に興味を持ち始めたのは、中学1年の時です。

旅行で大阪に行く機会があり、そこでたまたま宝塚歌劇団を観に行くことになったのですが、生で見る宝塚は迫力満点で圧倒されっぱなしで、私もこの世界に飛び込んでみたいと、ふと思うようになりました。

宝塚歌劇団に入るためには、宝塚音楽学校に必ず入学しなければなりません。

定員は毎年40人程度であり、倍率は平均で20倍程度と非常に狭き門です。

宝塚音楽学校

それでも、あの時見た宝塚歌劇団の迫力が頭から離れず、一度でもいいから挑戦してみたいと思うようになりました。

両親にそのことを打ち明けると、「一生に一度の挑戦だから、結果はどうであれ全力でやってみなさい」と後押ししてくれることになりました。

宝塚音楽学校の入学試験は1次から3次まであり、1次試験では面接、2次試験では声楽、バレエ、ダンスの実技試験が課せられます。

3次試験では、質疑応答の面接と健康診断が実施されます。

私は3歳の頃からバレエを習っていたこともあり、実技には自信がありました。

しかし、宝塚の世界は自分が想像していた世界よりも遥かに厳しいもので、仮に宝塚音楽学校に入学出来たとしても、そこから更なる試練が待ち受けているとのことでした。

それでも、やらずに終わるよりもまずはやってみようと思い、夢に向かって突き進んでいくことにしました。

中学卒業のタイミングで入学試験を受けた私は、前日から宝塚にあるホテルに宿泊しました。

初めての経験でドキドキでしたが、同時にこれから始まる入学試験に対するワクワク感もありました。

当日は試験の手伝いをしている現役の学生、入学したら先輩になる方々の美しさに見惚れてしまい、試験に集中出来るかどうか不安でした。

ただ、生の本科生を目の当たりに出来たのは、とても貴重な経験だったと思います。

結果は、残念ながら2次試験で落ちてしまいました。

自分の中では自信があるバレエでしたが、慣れない試験の緊張感から何回かミスをおかしてしまい、結局2次試験までで私の宝塚音楽学校への挑戦は終わりました。

幸いにも地元の高校への進学が決定しており、そちらの高校へ通うこととなりました。

しかし、今回の経験は今後の高校生活においても大いに活きてくると思います。

宝塚音楽学校の入学試験を受けたことがある人は本当に少数派だと思いますし、高い倍率を誇る試験で2次試験まで進めたことも誇りに思っています。

今後、宝塚の世界を目指す人は、諦めずに果敢に挑戦していってほしいと思います。

 

追記:個人的におすすめなのが武蔵野音楽大学で、私の妹が今通ってます^^武蔵野音楽大学

最終更新日 2025年6月10日