毎日の素敵な冒険

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注文住宅はどこまでこだわれるのか

新たな住宅を建てるというのは人生において重要なイベントのひとつで、時として終の棲家にもなることから、好きにデザインすることができる注文住宅が人気です。

建売住宅とは違って、まっさらな土地に設計から建築と、1から住宅を建てる方法なので自分の好きなデザインやこだわりを詰め込むことができます。

最近は省エネ設備の他に、漆喰などを利用した自然素材の住宅が人気となっているので、これらを生かした住宅を考えるのが楽しいものです。

しかし、いくら自由にできるとは言っても限界があるので、全てが自由自在というわけではありません。

まず建築基準法に則った設計をしなければならず、映画や漫画などに出てくるような奇抜なデザインや、今にも崩れ落ちそうな傾いたようなものは不可能と言えます。

さらに地域によって建物の高さが制限されることが多く、低層住居専用地域では10mや12mを超えるような住宅はできなくなっています。

逆に地上では高いものは不可能ですが、地下であれば40mまでは原則的に自分の所有地として認められていることから深い地下室を作ることが可能です。

地上から見れば1階建ての住居なのに、中に入ると地下5階まであるユニークな建物を作ることも可能ですが、建設費用や維持費に莫大なお金が必要となるため、とても現実的な方法とは言えません。

少し細かい範囲でいくと、2階建ての住居で中央から大きく吹き抜けのある部屋を作るとしても、屋根や住宅の重みを支えるだけの柱が必要となるので、物理的に不可能ということもあります。

また、住宅に使用する設備や材質なども自分で選ぶことも可能なのですが、一部のハウスメーカーではコスト削減のため、取り扱いのあるメーカーしか用意できないということもあります。

注文住宅を受けてもらえる企業はハウスメーカーの他に工務店などがあり、一から設計をしてもらえるかどうかは企業によります。

そのため、好きなデザインでこだわった住宅を建てたいという人は、まずはどこまで融通がきくかの企業選びからが重要となります。

参考→沖縄注文住宅

最終更新日 2025年6月10日