注文住宅で家を建てる前に、注文住宅を施工するメーカーの特徴を知っておくことは大切なことです。
それでは、注文住宅を取り扱っている施工主について説明してきましょう。
注文住宅の施工主をその成り立ちからおおまかなグループに分けると、「大手ハウスメーカー」、「パワービルダー、フランチャイズ系」に分けることが出来ます。ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
1)大手ハウスメーカー
大手ハウスメーカーとは戦後の経済成長期に創業したハウスメーカーで、様々な技術や暮らし方を自分たちが創りだしてきたという自信を持っています。
それだけに建築設計は言うにおよばず、税、法律、ファイナンシャルプランなど様々な分野に蓄積されたノウハウがあり、顧問弁護士・会計士などの無料相談を受けることができる場合もあります。
サービスの質を含め高品質であるが高価であるのが大手ハウスメーカーの特徴です。
○得意分野
・設計の幅、部材の質、性能保障のバランス。
・高性能、高機能住宅。
・幅広く、専門性のあるサービス
×苦手分野
・低価格住宅。
・規格外品対応
2)パワービルダー・フランチャイズ系
パワービルダーとはある地域で、大きなシェアを持つ工務店などを指します。
ただし最近は、タマホームのように、全国区をカバーしつつある企業もあり、大手ハウスメーカーとの差は曖昧になってきています。
このグループは、大手ハウスメーカーのカウンター勢力として台頭してきたといえます。
営業員の質や会社の体力などは大手ハウスメーカーには及びません、浮き沈みも激しい業界である為、アフターサービスを受けようにも気がついたら会社が無くなっていたということも。
ローコストだが、品質はそれなりというのがこのグループです。
○得意分野
・低価格住宅。
・大量販売
×苦手分野
・企業体力、人材の質
・住宅品質
これらの特徴を踏まえて、あなたの理想を叶えるのにもっとも適した施工会社を選択するようにしましょう。
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最終更新日 2025年6月10日